ゴルフゲームといえば、ポリゴンを使ったものが多いです。古くはファミコンの時代でも、(ポリゴンではありませんが)疑似3Dのものが主流だったと思います。しかし、「2D(サイドビュー)のゴルフとかも面白いかも」と思い、脳内でシミュレートしてみたのですが、「これは中々面白い!」と感じたので、さっそく作る準備を始める事にしました・・・
・・・しかし、その前に念の為、「ネタ被り」していないかAppStoreで検索してみたところ、「Stickman Golf」なるものを発見しました。
Stickman Golf(menu screen) |
という訳で、SUZUKI PLAN製のゴルフゲームはボツということで...
このゲームですが、かなり面白かったです。(想定通りです)
それだけに、作れなくて残念ですが、折角なので紹介しておきます。【遊び方】
角度と強さを決めてボールを打ち、カップに入れるだけです。
角度は、360度好きな方向を設定できます。
(グリーンに乗った場合はパターになります)
角度を決める |
メーター(橙色)をタップで止めて強さを決定 |
強さMax(火を噴くショット) |
最初の内は、どの程度の強さでどのぐらい飛ぶか想像できないので、まずは、その感覚を掴むために1コース回ってみると良いかもしれません。
飛ぶ強さの感覚さえ掴めれば、割と簡単にホールインワンできます。
ホールインワン! |
コースは全部で1セット4コースのコースセットが4つ(全16コース)あり、各コースには9ホール(全144ホール)あります。コースは結構バラエティに富んだ内容なので、かなり長く楽しめると思います。
また、難易度は風のないeasyモードと、風があるhardモードの2種類があります。
【総評】
一般的なポリゴン(3D)のゴルフだと、奥行きが掴みにくいため、正確なボールコントロールをするには結構練習が必要なのですが、Stickman Golfなら2Dなので、普通のゴルフゲームよりも、正確なボールコントロールを容易に習得できると思います。
ゴルフゲームの「楽しさ」は、ボールを狙ったところに落とせるようになって初めて感じることができると思うので、Stickman Golfの場合、それが容易に習得的できる分、普通の(3Dの)ゴルフゲームよりも初心者向けだと思います。
ただし、狙う事が容易な代わりに、コースの起伏などが常識では考えられないアンビリバボーなものになっています(Par 11のホールとかもありますw)。これにより、総合的なゲームバランスについては、上手く調整されています。
つまり、初心者にとっても取っつき易いけどヌルゲーではない感じの程好いゲームバランスに仕上がっている優良なゲームだと思います。
【補足1】
たぶん、知っている人は殆ど居ないかもしれませんが、昔、「マイコンBasicマガジン」という雑誌に、「Vertical Golf」というN88日本語BASIC用の2Dゴルフゲームがあった(私は結構好きだったから覚えていた)のですが、Stickman Golfは、それをボリュームアップさせたような感じかなと思いました。
【補足2】
ここで紹介しているStickman Golfは、iPhone版しかありませんが、このゲームの続編である「Super Stickman Golf」と「Super Stickman Golf 2」については、Android版もあるようです。
Android版の方は、基本無料みたいです。
※私は続編とAndroid版の内容についてはノーチェックです
(Super Stickman Golf)
(Super Stickman Golf 2)